ポインントメイクは専用のリムーバーで落とそう

マスカラや口紅などを使ってメイクをしたときは、専用のリムーバーを使うのがベストです。とくに、ロングラスティング(落ちにくいとされている)のものなどを使ったときは必須。落ちのよさだけでなく、肌への負担を考えても、専用のリムーバーを使ったほうがいいのです。

とくにマスカラはメーカーによって、フィルムで固める、ワックスで固める、シリコン樹脂で固める、など、さまざまなケースがあり、つくり方が異なります。そのため、リムーバーならどれでも落とせるとは限らないのです。では落ちないときはどうすればいいのかというと、使っているマスカラと同じメーカーのリムーバーを使うのです。

メーカーは、自社ブランドのマスカラや口紅が落ちるかどうかで、リムーバーを開発しているので、同一メーカーのものを使うのが無難ということなんです。これはファンデーションを落とすときも同じ理屈で、同一メーカーのクレンジング料がいちばんおすすめです。

もし、同一メーカーでリムーバーをつくっていない場合でも、化粧品店やデパートのカウンターで、使っているメイクアイテムを言って「それを落とすものください」と伝えてみてください。用意してもらえますよ。

メイクオフしにくいロングラスティングものの、アイメイクや口紅を落とすときは、どうしても目元や口元を強くこすりがちです。目のまわりや唇は皮膚が弱いので、やさしく扱うのがポイントです。顔全体のクレンジング前に落としておきましょう。

ヴァントルテのミネラルリキッドファンデーションも、コラーゲン・ヒアルロン酸・プラセンタ・ビタミンCといった美容成分がたっぷり含まれ、しかも、カバー力もあり、一日中美肌が続きます。

目の下にできるクマ、3タイプのケア方法

目の下にできるクマにもいろいろな種類があります。本来クマと呼ばれるものは、血液のうっ滞による青グマを指します。寝不足気味の人や目が疲れている人、生まれつき冷え性の人に多く見られるクマです。

冷や疲れによって、目のまわりの血液がよどみ、それが皮膚を通して表に透けて、青く見えてクマとなります。青グマは生まれつきの要素が強いのですが、加齢でコラーゲンが減って皮膚が薄くなると、さらに目立ってくるので、コラーゲンを増やすレチノールなどを含む美容液を使いましょう。

冷え性の人は冷たい物や喫煙も控えるようにします。いちばん多く見られるクマは、むくみとたるみによる黒グマです。下まぶたの薄い皮膚が加齢でたるみ、影ができたものです。影なので、コンシーラーなどで隠すこともできません。

黒グマは皮膚のたるみによるものなので、青グマ同様、コラーゲンを増やす手入れをします。ビタミンC誘導体、レチノールなどを含む美容液を使いましょう。

目の下に小さいシミができ、それが連なってクマのように見えることがありますが、これを茶グマといいます。シミと同じ美白の手入れをしましょう。まぶたを強くこすると黒ずみでクマのようになるので、コットンでふいたり手でこすることはやめましょう。

コラーゲンが糖化して硬くなるとシワになる

加齢によって肌のコラーゲンが傷んでいくことが、シワやたるみなどの老化原因であるといわれています。実はそこに「糖化」というプロセスが働いていることが、少し前に解明されて話題になっていました。

コラーゲンなどのたんぱく質が糖と結びつくことを糖化といい、これは、食べ物を調理する際に起こる反応でもあります。たとえば、パンやケーキを焼くときに砂糖と卵(たんぱく質)を混ぜて加熱すると、茶色く硬くなります。これが糖化反応です。

身体の中でも、この糖化反応によってコラーゲンが糖化して硬くなることが、シワの原因のひとつになるとわかってきたのです。糖の摂り過ぎは糖化反応を促進して老化を早めますが、かといって糖の摂取を減らしても、単純に糖化を防げるものではありません。

糖は人間の生存には不可欠です。甘いものや砂糖をまったく摂らなくても、野菜や果物にも糖は含まれます。ご飯などの炭水化物も分解されると糖に変わります。糖を摂らないことはできませんが、摂り過ぎには注意しましょう。

また急な血糖値の上昇も、糖化を促進してしまいます。甘いものをなるべく控えること、また、食事の際に野菜や海藻などの繊維質のものを先に食べるようにすると、血糖値の上昇を抑えられます

飲んだり食べたりしたコラーゲンは、肌には定着しない

コラーゲンをたくさん含むフカヒレや手羽先を食べたり、コラーゲン入りのドリンク剤を飲んだりすると、皮膚のなかのコラーゲンは増えるのでしょうか?

残念ですが、人間のカラダはそこまで単純にはできていません。飲んだり食べたりしたものが、そのまま肌のコラーゲンに変わるわけではないのです。

コラーゲンなどのたんぱく質はすべて一度消化されてアミノ酸になり、小腸から吸収されます。消化して吸収された栄養素は、必要に応じて新しい皮膚、骨、筋肉、脂肪などにつくり変えられますが、何をどのくらいつくるかは、ホルモンなどの体内司令物質がコントロールしています。

このホルモンという司令塔の権力は絶大で、飲んだり食べたりしたコラーゲンをそのまま肌に定着させたいと願っても、決してその通りにはいきません。同じような食生活を続けていても、30代以降になるとコラーゲンは減って、脂肪がつきやすくなるのもホルモンの変化によるものです。

女性ホルモン(とくにエストロゲン)はコラーゲンを維持する作用がありますが、このエストロゲンは30代後半から徐々に減り始め、閉経とともにガクッと少なくなります。

コラーゲンをキープするには、女性ホルモンのバランスを守るための規則正しい生活と、女性ホルモンを維持する作用を持つ大豆食品を摂ることなどが大切です。

コラーゲン産生を促す不可欠な成分がある

皮膚のいちばん外側の部分が表皮です。その表皮の下にあたる真皮部分は、約70%がコラーゲンと呼ばれる線維でできています。このコラーゲンは真皮のなかに網目状のネットワークをつくっていて、ゴムのような弾力があります。

これで肌が伸びたり縮んだりするのです。紫外線や加齢によって、コラーゲンが変性したり減少したりすると、肌の弾力が失われます。そうなると、今まで元に戻っていた表情ジワが徐々にそのまま戻らなくなって、真皮ジワとして刻まれるのです。

シワを防ぐためには、コラーゲンを増やすケアが必要になります。化粧品成分のなかで最も有効性が高いといえるのが「レチノール」。これはビタミンAの一種で体内にもあり、繊維芽細胞に働きかけてコラーゲンの産生を促します。

目元用のシワ対策クリームなどには、ほとんどレチノールが含まれています。レチノールは効果がある分、やや刺激も強いので、つけてみて、赤くなったりカサつく場合は、まず2~3日に1度使うことから始めてみましょう。
使ううちにだんだん慣れてくるので、数ヶ月かけて使う頻度を上げていきます。

「ビタミンC誘導体」も有効でレチノールよりも穏やかです。皮膚への吸収を高めたビタミンCで、リン酸アスコルビルなどの表示で化粧水などに配合されています。

乾燥するからシワになるのではありません

たとえば化粧品を買いに出かけて「お肌が乾燥しています。保湿の手入れをしっかりしないと、将来シワに……」と言われたことはありませんか?

シワシワとした干しシイタケを水に浸すと、ふっくらとしてもとに戻りますが、もちろん人間のシワは水では戻りません。一晩顔を水につけても、生のシイタケのようにふっくらするなどあり得ないことです。

そもそも「シワ」イコール「乾燥」というのは誤解なのです。シワのおもな原因は乾燥ではなく、皮膚のコラーゲンが傷むことです。肌の奥にあるコラーゲンは線維状のタンパク質で、この線維がネットワークをつくって肌の弾力を維持しています。

コラーゲンの新陳代謝はとてもゆっくりで、新しいコラーゲンに生まれ変わるためには、2~6年ほどもかかるといわれています。たとえば6年間も同じ革靴を履き続けたら、履きジワがくっきりと刻まれます(これが表情ジワです)。

その靴を日が当たるところに置いてしまったら、よけいに傷むことになるでしょう。人間の肌も、日焼けするとコラーゲン線維が傷んで、シワができやすくなるのです。シワを防ぐためには、保湿よりも紫外線対策とコラーゲンを増やすケアが必要なのです。